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精霊に出会ふ道−−『遠野物語』と宮沢賢治を生んだ岩手の自然


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遠野物語・山の人生 (岩波文庫)
 皆さんは、遠野の自然が、どんなに美しいか、知っておられるだろうか?−−私が、初めて遠野を訪れたのは、1976年(昭和51年)の夏の事であった。夕方、誰も居ない五百羅漢を訪れ、それから、宿に向かふ野道を歩いた時、「日本にこんな場所が在るのか。」と思った事が、今も忘れられない。以来、私は、何度も遠野を訪れ、遠野の自然の美しさに、魅せられ続けて来た。
 遠野は美しい。特に、秋から冬にかけての遠野周辺の自然の素晴らしさは、言葉で表す事の出来無い物である。誰も居ない晩秋の山道で、風がごうごうと鳴り、その音の中で、落ち葉が踊り、頭上を雲が流れて行く光景を見ると、宮沢賢治が描いた岩手の風景が、創作ではなく、リアリズムであった事に気が付く。そして、そこで数多くの精霊に出会ったと言ふこの本(『遠野物語』)の伝説が、現実の事の様に実感されるのである。
 『遠野物語』を読んだ人は、是非、遠野を訪れて欲しい。−−秋から冬をお薦めする。−−そして、是非、遠野周辺の人気(ひとけ)の無い山を歩いて欲しい。そうしたら、山の木々が風に鳴る音の凄さと、その風に空を流れる雲の美しさに、言葉を忘れる筈である。そして、その誰も居ない山道で、『遠野物語』の伝説が、そこで起きた現実の出来事としか感じられなく成る筈である。

(西岡昌紀/内科医)
引用元:精霊に出会ふ道−−『遠野物語』と宮沢賢治を生んだ岩手の自然

関谷愛里紗

ふくよかな感性を持ってる奴の顔って

いいよな。

とてもふくよかで。いやギャグじゃなくて

そんな当たり前のことが再生なのさ。

価値観が溢れすぎた現代には、当たり前って概念が

消えちまったから、どこまでも閉塞的なんだよな。
引用元:

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