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中田英寿 地球というホーム
| 写真 | 商品名 |
![]() | In His Times 中田英寿という時代 |
だから買って読まなきゃ・・・と思っていた『In His Times 中田英寿という時代』の本、著者の増島みどりさんから「中田の本出しましたので、お時間のある時でも・・・」という葉書を頂いたとき、まずいと思った。なぜなら出版は知っていたが、まだ購入していなかったから。
葉書を頂いた翌日、書店に行くとすでに本は二刷だった。読み始めて何度も涙をこらえた。
スポーツ・アスリートの本なのだからお涙頂戴の本であるはずがない。それでも目が熱くなった。一つは中田英寿というアスリートの態度、思考や生き方への感動。それを証言するアスリートや関係者の言葉への感動である。
もう一つ。中田が蹴り出す強いパスに「誰も受け取れないスルーパス」という言われ方がされていたことがあった。そのピッチ上のパスだけでなく、日本人の大半が、中田という生き方を「受け取れてなかった」。それがわかった。彼の献身的なプレーが好きだし理解もしていたと思っていたが、浅かった。自分の不明を恥じた。さまざまな感想があるが一文だけ引用したい。
もちろん日本で生まれ育ったわけですが、僕らは地球で生まれているん
だから、まあみんな同じなんだと思うことはありませんか。もちろん、色々
な壁がある。言葉であり文化であり、宗教であり。しかし、こういう壁を取り
除いたとき、誰にとっても、ここ地球がホームになる。
中田英寿(引退後のインタビュー)
中田が「旅に出ます」と言った意味は「地球がホーム」であることを確かめるため。ピッチでも、練習場でも、ロッカールームでも、アウェーでも、サッカーという枠には収まりきらない人間が中田英寿であった。
引用元:中田英寿 地球というホーム
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