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現経済財政担当大臣、与謝野氏の著作。いわゆる上げ潮派に批判的で、財政再建派の代表的人物。
氏によると、上げ潮派は、2%程度のインフレ率を作るから4〜5%の名目成長率を達成できると考えているという。インフレ時の一番の被害者は、年金生活者になるという。増税しないというのは、一見弱者の見方のように見えるが、政策インフレによる財政再建は、高齢者狙い撃ちのステルス型増税による財政再建に他ならないとする。
(この点は、いわゆる経済成長論者の中川秀直氏は「増税しない」とは言っていないので、ここでの与謝野氏のとらえ方と少しずれるところもあるかもしれない。)
いわゆる成長率論争については、旦那が重役になったときの年収を前提として借金計画をする主婦はどこにもいないのだから、成長率より金利が低いことを前提に財政再建計画を立てるべきでないと述べている。
国民については、国と自分を分けて考えがちなのではないか、と苦言を呈している。国は巨大な割り勘組織であるとし、例えば薬害被害者に救済策として国が費用を負担するということは、薬害で被害をこうむった方々を、皆で割り勘して支えることだという。国の借金は、国民の借金であるし、税負担という苦い薬を飲む前に、国民と国家は同じだということを理解して欲しいという。
外交官の子供としての生まれ、戦争体験、大学、社会人、中曽根さんの議員秘書、議員当選後など、いままでの人生についても語られている。この本の帯には、「耳障りなことを言う。それが私の仕事である。」とあるが、事実を隠し立てせず事実として伝えることが、本の基調にあると思う。専門的なことは書かれていないが、政策論調に関することは、過不足なく分かりやすい言葉で書かれている。この本からは、事実をありのままを伝えようとする姿勢が伝わってくる。
引用元:財政再建派、与謝野氏の著作。
財政再建派、与謝野氏の著作。
| 写真 | 商品名 |
![]() | 堂々たる政治 (新潮新書 257) |
氏によると、上げ潮派は、2%程度のインフレ率を作るから4〜5%の名目成長率を達成できると考えているという。インフレ時の一番の被害者は、年金生活者になるという。増税しないというのは、一見弱者の見方のように見えるが、政策インフレによる財政再建は、高齢者狙い撃ちのステルス型増税による財政再建に他ならないとする。
(この点は、いわゆる経済成長論者の中川秀直氏は「増税しない」とは言っていないので、ここでの与謝野氏のとらえ方と少しずれるところもあるかもしれない。)
いわゆる成長率論争については、旦那が重役になったときの年収を前提として借金計画をする主婦はどこにもいないのだから、成長率より金利が低いことを前提に財政再建計画を立てるべきでないと述べている。
国民については、国と自分を分けて考えがちなのではないか、と苦言を呈している。国は巨大な割り勘組織であるとし、例えば薬害被害者に救済策として国が費用を負担するということは、薬害で被害をこうむった方々を、皆で割り勘して支えることだという。国の借金は、国民の借金であるし、税負担という苦い薬を飲む前に、国民と国家は同じだということを理解して欲しいという。
外交官の子供としての生まれ、戦争体験、大学、社会人、中曽根さんの議員秘書、議員当選後など、いままでの人生についても語られている。この本の帯には、「耳障りなことを言う。それが私の仕事である。」とあるが、事実を隠し立てせず事実として伝えることが、本の基調にあると思う。専門的なことは書かれていないが、政策論調に関することは、過不足なく分かりやすい言葉で書かれている。この本からは、事実をありのままを伝えようとする姿勢が伝わってくる。
引用元:財政再建派、与謝野氏の著作。
