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実体験から申しますと・・・


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精神疾患は脳の病気か?―向精神薬の科学と虚構
私は現在、うつ病の治療を受けています。
その経験から少し意見を述べさせていただきたいと思います。
精神疾患を「脳」の問題か「こころ」の問題かで、
医師は二つの立場に分かれるといいますが、
たいていの医師は二つの立場の中間にいたいと思っているのではないでしょうか。
しかし、押し寄せる大勢の患者を診療時間内に診るには、
カウンセリングに時間を割けずに、
薬物療法主体の治療にならざるをえないというのが実状ではないでしょうか。
(ちなみに私の主治医は話をよく聞いてくれます。それだけで、身体的不調が緩和されることもあります。ただ、診察待ちの時間は平均三時間ほどです)。
一般に、精神疾患は社会的に孤立すると悪化するとされています。
その対策として「精神科デイケア」というものがあります。
私も利用していますが、その効果は大変個人差があるようです。
このように精神科医療というものは現在進行形で変わり続け、探求されている不確定の分野だと云えるのではないのでしょうか。

引用元:実体験から申しますと・・・

田頭信幸

それまで「医学書」のコーナーにしか無かった「うつ」の本が
初めて一般書として新書コーナーに並んだのがこの本だったように思う。
認知療法の第一人者だけあり、主として認知療法に多くページが割かれているが、
うつの基礎知識や薬物療法についても言うことがないぐらいにしっかりと書かれている。

その後世の中は「数人に一人がうつ」という時代になり、うつ関係の本も多く出された。
しかし、基本をおさえるという意味ではこの本を超えるものはまだない。
うつ初期の人、あるいは軽症で長引いている人はとくに一読をおすすめする。
家族など周囲の人にとっても、読んでおくべき本だと思う。

引用元:

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