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身近な人からみた「北洋の氷塊」


写真商品名
大久保利通 (講談社学術文庫)
政治家に必要な冷血が多いと評された大久保利通。
その大久保の部下や近親によって語られた大久保利通像は、大久保に
ついてのステレオタイプなイメージとはずいぶん違う。とりわけ大久
保の妹によって語られたエピソードは微笑を誘われる。
司馬遼太郎氏の「翔ぶが如く」と併読するとよいのでは?
この本を読んで大久保の凄さはわからないかもしれないが、彼の特質
である強靭さや懐の深さはハッキリとわかる。
クラウゼヴィッツが将帥に必要な資質として「強い性格」について書
いた記述があるが、大久保はまさにこれに当てはまるだろう。

以下、福地桜痴の評。
「公が政治家としては最上の冷血であるにも関わらず、個人としては
懇切なる温血に富んでおられることがわかる」
引用元:身近な人からみた「北洋の氷塊」

古崎瞳

20世紀末は、明治維新、敗戦に続く第三の改革期と 言われたが、中途半端なまま終わろうとしている。 この本は、大久保利通が、倒幕から新政府の基礎固めに あたり、理念または希望にすぎなかったものを、 彼自身成長しながら、一歩ずつ着実に実現していった 様子を描く。 著者は、利通の孫、利鎌氏の教え子ということで

利通にやや好意的すぎるようにも思えるが、 それを差引いても十分に面白い内容である。
引用元:

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