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臨床心理学の本としては「わかりやすい」し,手軽である。手元においていて「すぐに使えるな」と思うし,面接を展開させる上で「役に立つな」と思う。とても具体的な言葉でクライエントが持つリソースを引き出し,可能性を見出すことができる。この言葉が具体的に書かれているところがいいと思う。
でも一方で「怖いな」とも思う。「臨床心理学の本はこんなにわかりやすくていいのか?」「こんなに手軽に使える感覚を持っていていいのか?」と思う。わかりやすさ,手軽さによって,目の前のクライエントが感じている「動けなさ」を一緒に寄り添って感じることを忘れてしまわないだろうか。セラピストが「言葉」を使うことでクライエントが置き去りにされないだろうか?
とてもいい本だと思うけれど,この危険さを自覚できずにもろ手を挙げて「万歳!」と叫ぶ気にはなれない。ハンドブックというよりも,自宅のトイレで読んで頭を活性化し,イメージを広げる本として利用したい。
でも,役には立つ。いい本です。
引用元:「便利さの裏側に,危険あり」
「便利さの裏側に,危険あり」
| 写真 | 商品名 |
![]() | 可能性療法―効果的なブリーフ・セラピーのための51の方法 |
でも一方で「怖いな」とも思う。「臨床心理学の本はこんなにわかりやすくていいのか?」「こんなに手軽に使える感覚を持っていていいのか?」と思う。わかりやすさ,手軽さによって,目の前のクライエントが感じている「動けなさ」を一緒に寄り添って感じることを忘れてしまわないだろうか。セラピストが「言葉」を使うことでクライエントが置き去りにされないだろうか?
とてもいい本だと思うけれど,この危険さを自覚できずにもろ手を挙げて「万歳!」と叫ぶ気にはなれない。ハンドブックというよりも,自宅のトイレで読んで頭を活性化し,イメージを広げる本として利用したい。
でも,役には立つ。いい本です。
引用元:「便利さの裏側に,危険あり」
