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いい加減の本のような題名のしっかりした本


写真商品名
第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい (翻訳)
Tipping Pointの著者が書く、ちょっとの情報で本質を掴むことがある
ことの研究

この著者は、記者なのですが、前作同様、しっかりした構成になっています。
プロローグとして、科学判定では贋作かどうかわからなかったものが
専門家の一瞥により、贋作ではないかという、この本の主題である
無意識での力の例をひいています。
良くできているなぁと思うのは、それぞれの章構成、つまり
ちょっとの情報で本質をつかむ、「輪切り」の力の説明
無意識だけで「わかっている」こと、
逆に無意識で間違いを起こしていること
プロローグにもつながる、論理的思考よりも「無意識」が勝つ事例
かといって無意識は説明できないこと
最後に、瞬時の判断とは何かをまとめています。

カーリーヘアだからと言って、逃亡犯と間違えるのは何かというのが
この本を作るきっかけだと謝辞で書いてあるが、まったく説明どおりで
とてもわかりやすい内容になっています。
どうしても、バイアスがかかってしまうこと、そして、
論理的な説明がつく前に、無意識では論理を組み立てようとしている
力がわかりとても良い本だと思います。

引用元:いい加減の本のような題名のしっかりした本

山川恵里佳

 
スターリン政権下、
粛正の嵐が吹き荒れる理想の世界。

子供が殺されたのは、殺人が起こってはいけない世界だった。


とても大きな背景を最後には破綻無く包み込んでしまう、
とてつもなく良く出来た構成の本書。

品があり、あざとさもなく、しかもここまで読ませるとは。
筆力も十分ながら、テーマの選び方と、妥協せず様々な要素を語り尽くす
真摯さが出色。

傑作

必読。

褒め言葉すら邪魔になりそうだ。
自分なりの感想を一つ付け加えるなら、
社会主義という実験はやはり失敗だったのだろうと・・・。
人間の理想通りに人間はうまれつかないのだから。
スターリン政権下の社会描写がとにかく圧巻。
引用元:

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