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文献渉猟だけではない著者の視点


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パンツが見える。―羞恥心の現代史 (朝日選書)
最近、アニメに出てくる女の子がパンツを見せなくなっているのにお気づきだろうか。「サザエさん」のワカメちゃんはともかく、「ドラえもん」のしずかちゃん、「チンプイ」のエリさまなど、昔はアニメの中で低年齢の女の子は短いスカートで、パンツが見えていてあたりまえだった。今のドラえもんでしずかちゃんのパンツを探してみると、如何に困難かわかるだろう。逆に、ある程度少女的お色気を売り物にしたアニメ(こいこい7とか)は盛大にパンツを見せたり半裸全裸になったりしているが、これはまた対象と目的が別。つまり、幼女少女と雖も「パンチラは日常の風景から排除されつつある」ことのひとつの証左だ。
著者がこの本で述べていることは、多くの文献的・時事的証拠からの羞恥心と女性の下着の関連史ともいうべきものであって、その視点には確固としたものが認められる。はじめて読んだ井上氏の書物は「霊柩車の誕生」だったが、霊柩車という忌まれる存在にこれだけの歴史・社会的投影が為されていることに舌を巻いた。この書物でも女性下着という隠された存在を社会史のなかに浮き彫りにしている。少し文章は単調かもしれないが、やはり上手い。星4つ。
引用元:文献渉猟だけではない著者の視点

虎南有香

この本のテーマは「日本における女性のパンツの歴史」である。
この本で真っ先にガセだと言及した「白木屋事件」私もあれが女性がパンツをはくようになったきっかけとなったとずっと思っていたし、又そう教えられてきたのに、それが実は真実ではなかったというのは興味深い。
パンツ(ズロース)が最初は貞操帯として、後からは様々な含みをもち女性に浸透していったというのはおもしろい。
又、女性のみならず男性の感覚も変化していった過程などをこのように「俗」なテーマでありながら真面目に取り組んでいるところが非常におもしろい。
様々な意味で為になり非常に面白い研究である。
今は又女性が下着が見えることを恥じない文化になりつつある。もしくは見せパンをはいている女性も多い。
今まさに「下着をめぐる女性の感覚変遷期」なのかもしれない。

引用元:

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