異性に対する男女の感覚の違いがわかるかも
17世紀のオランダ人画家フェルメールの肖像画「真珠の首飾りの少女」(青いターバンの少女)を元に書かれた小説。舞台は1660年代のデルフト(オランダ)。父が事故で失明したために少女グリートは画家フェルメールの家に召使として働くことになる。彼女は色彩感覚豊かで、主人フェルメールの作画を手伝ううちに次第に親しくなり絆を築いていく様を当時のオランダの生活習慣や画家の生活を紹介しながら描いている。一応、恋愛小説なのかも知れないが、二人の間の感情を恋愛と呼ぶかは難しい気がする。随所に面白さが巧みに表現され、最後はきれいにまとめている。また、「真珠の耳飾の少女」以外にも「デルフト眺望」、「牛乳を注ぐ女」など数多くのフェルメールの絵画も紹介されているので美術史も楽しめる。映画化もされている。こちらは小説を少し趣を変えて上手くコンパクトにまとめてある。グリート役のスカーレット・ヨハンソンの演技が良い。
引用元:
異性に対する男女の感覚の違いがわかるかも二宮歩美
ハプスブルク家についてはほとんど無知なのですが、著者の『怖い絵』が面白かったので読ん
でみました。
最近、面白い新書が少ないなぁと思ってましたが、この本は良かったです。
僅か200ページほどの本ですが、内容はとても濃く、ハプスブルク家650年の歴史を体験
したような気分になりました。
絵で歴史を辿っていくと、とてもドラマティックに感じます。
名画の威力と中野京子さんの筆力はすごいですね。
逃れられない血の運命ともいうべきものが、各章から伝わってきます。
読み易いし、面白いし、入門書としても最適だと思います。
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